2025.09.01

「完売してるのに即姫って…」表示トラブルとどう向き合う?【風俗嬢のリアルな悩み】

「完売なのに即姫扱い」──その背景にある“営業手法”とは

本来、即姫表示とは「今すぐご案内できます」という状態を示すシステム上のマークですが、実際には予約で完売しているにもかかわらず、即姫のまま表示されていることがあります。

中には、店舗側があえてこの“空き枠あり”のような演出を行うことで、電話を鳴らしやすくしたり、来店のきっかけを作るといった営業戦略の一環として利用しているケースも存在します。

しかしこれは、キャスト本人からすると「売れてないように見られてしまう」「実際に完売しているのに誤解される」といったストレスの原因になりますし、お客様側にも不信感を与えるリスクがあります。

電話が鳴ってから他のキャストやフリー枠に流すという“入口営業”としては効果があるかもしれませんが、それによって信頼を損なえば、長期的なブランド価値を下げてしまう可能性も否定できません。

このようなシステムの運用には慎重なバランスが必要であり、「その日その場の数字」よりも「キャストの信頼」と「お客様の満足度」を優先する姿勢こそが、結果として店舗全体の評価につながるはずです。

予約状況とのズレが起きる理由とは

たとえば「18時に予約がある」と聞いていても、店舗のシステムに反映されていない場合、画面上は“空き”として表示され続けてしまいます。

また、電話予約や仮押さえ中の状態ではシステム上の自動更新が追いつかず、即姫表示のまま放置されることも。

さらに、スタッフの確認ミスや枠の認識違いによって、完売状態にもかかわらず「空いてますよ」と案内されてしまう例も見られます。

このように、即姫表示の“ズレ”には複数の要因が絡んでおり、どれもキャスト本人の意志とは無関係なところで起きているのが実情です。

そのズレが信用や印象に影響するからこそ、なるべく正確な運用や、事実に即したフォローが求められます。

キャストとしてできる“さりげない伝え方”

完売しているのに「即姫」表示のまま──そんな場面では、まずはスタッフに軽く伝えてみるのが大切です。

決して責めるのではなく、「〇〇時からご予約いただいてるので、即姫表示が外れてるかもです💦」と、確認をお願いするだけで十分。

自分の状況をお店とすり合わせておくことで、誤解を減らし、お客様への信頼も守れます。

  • 写メ日記で《⚠この後の枠は満了です!》とさりげなくアピール
  • オキニトークやLINEで「今日は満了ありがとう」と自然に伝える

もちろん、伝えても改善されない・わざと即姫表示を使っている──そんな店舗であれば、それは「変えるべきサイン」かもしれません。

小さな表示ミスが続くと、それは信頼のミスに繋がります。未来のお客様のためにも、しっかり自分を守る動きをしておくことが大切です。

表示に惑わされずに信頼を積み重ねるには

「即姫」や「完売」などの表示は、あくまでシステム上の目安であり、すべてを語っているわけではありません。

ときには、店舗側の都合や設定ミスで表示と実態にズレが生じることもあります。

そんな中でもキャスト自身が“誠実に発信し続けること”が、最終的な信頼を作ります。

  • 表示に一喜一憂せず、着実に「満了の報告」や「次回案内」を発信
  • 日記やSNSでお礼や次のご案内を丁寧に伝えることで信頼アップ
  • お客様とのやり取りでも、正直で誠実な対応を心がける

表示ミスがあったとしても、真摯に対応する姿勢が伝われば、それが信頼の礎になります。

目の前の表示ではなく、あなたの発信や接客そのものが、次の本指名につながっていく──そのことを忘れないでください。