皆さんは風俗のお仕事でも、世間一般のお仕事でも長期休暇せざるをえなくなった経験はありますか？

『誰だって、病気もするし休むこともある』そう頭ではわかってはいても、実際に“休む”という選択はなかなかできないものです。

特に風俗という仕事は、代わりがきかず…。
わたしは出産時の産休・育休以来の初めての大長期休暇です(;^ω^)

無理せず働ける環境って、すごく大事。

今回の入院を通して、身をもって実感したのは「無理せず働ける環境がどれだけ大切か」ということでした。

わたしのように子育てと仕事を両立しているキャストさんって、意外と多いと思いますし、家庭の事情や体調面でペースを調整しながら働きたい…という方も、きっといらっしゃるはずです。

でも現実には、どうしても「もっと頑張らなきゃ」って思ってしまいがちで、自分のために「休みたい」や「ペースを落としたい」って、なかなか言えないときってあるんですよね…。

倒れるに至るまでの働き方と抱いていた不安

最近までの私の働き方としては、「10時‐20時」で月16日勤務や、「10時‐17時」で月22日勤務をしていました。

前述したように私には子どもが居まして（多子）、帰ってからも、お風呂に炊事、洗濯、寝かしつけと戦争状態…。

厳密にいうと、朝6時の弁当作りから夜0時の就寝まで、ノンストップ営業が毎日繰り広げられていました。

きっと、これより多く働いても何ともない方もいらっしゃると思いますが、もともと体力もなくメンタル防御力も低めのわたしには、スーパーハードな日々でした。

休憩時間も、写メ日記や接客の振り返りで常に頭はいっぱい。
インターバルを削ってでも1コースでも多く！とか……。

今こうして書いていても「なんて無茶な働き方をしてしまっていたんだろう」と反省点しか見えてきません。

それでも無理してしまった理由

でも、どうしてそんな無茶な働き方をしてきてしまったのかというと……。

「いつまでも人気があるわけじゃない」
「タイムリミットがある」

そんなふうに思うと、１日でも多く出勤しなきゃって、心がいつも焦っていました。

休むたびに
「ご指名が離れていくかも」
「ご新規様がほかの子に行っちゃうかも」
って、不安で不安で仕方なかったんです。

だからこそ、体と心が悲鳴をあげているのに無理をしてしまっていました。

今なら、あの時の自分に「ちゃんと休んでいいよ」って言ってあげたいです。

入院してわかったこと

そんなこんなで、いざ入院することになりました。

入院してようやく、体も心も強制的にストップがかかって、やっと“自分の気持ち”とちゃんと向き合うことができました。

まず思ったのが、「わたし、ずっとしんどかったな」ってこと。
ずっとずっと、自分の気持ちを無視して、無理をしてきたことに気づくことができました。

「休む＝怠け」じゃないってこと。
これって本当に大事なことなのに、わたし自身が一番理解できていなかったことでした。

お店のサポート体制に感謝

じつは、今回の入院前にも、体調が不安定になってきた時に、面談を通して何度も「無理し過ぎてますよ」「体調や気持ちの変化があればすぐ相談してくださいね」と声をかけてもらっていました。

スタッフさんや店長との距離が近くて(待機室でいつでも話せる距離にいます)、「大丈夫？」って声をかけてもらえる安心感があるからこそ、正直に自分の状態を伝えることができる環境が整っていましたし、いつでも細かく相談が出来る環境、サポートが充実していました。

私が無視しちゃってただけで・・・(;^ω^)

そして、今回私が入院することになった時にも、すぐに「何かできることがあれば言ってください」と声をかけてくださり、さらに「じゃあ、この機会にブログをやってみませんか？」と、新しい挑戦のチャンスまで用意してくれました✨

「お店」って、ただ“働く場所”で、わたしたちはお店にとっては“商品”っていうのが、今まで他のお店で働いてきたうえで感じてきた思いでした。

でも、コマダム倶楽部はそういうお店じゃなくて、“一緒に頑張ってくれる場所”で、一人の“人”として見てくれていることがわかって、改めてこのお店で働いていてよかったなと感じています。

最後に

もし、今このブログを読んでいて頑張り過ぎている人がいれば、わたしみたいになる前に、どうか1日だけでも自分を甘やかしてあげてください。

誰だって病気もしますし、休むこともあります。

だからこそ…

って、本当大切ですよね(^^)

最後まで読んでくださって、ありがとうございました💐

この記事を書いた人 コマダム倶楽部 谷9店 さくらこ 食べ歩きと子育てが癒し